パパとRE-tech起業と不動産運営と

25歳から10年以上大家してます。今まで6棟購入⇒4棟売却済。郊外築古APから都内新築へシフトしてます。1年前から専業大家に転身し、現在は大手賃貸ポータルサイトの空室募集状況を簡単に分析できる、大家さんのためのサービス「チェックル」https://checkru.jp/ を運営中。サービス開発と不動産運営の合間に感じたことを世界の片隅からつぶやきます。

【チェックル】マイレポート機能を更新しました!

 ご無沙汰しています。数日涼しさを堪能していましたが、また今日から暑くなってきましたね。 

コツコツとチェックルの開発を進めていましたがその間に、チェックルの宣伝になればという一心で、楽待さんでもコラムを書くことになりまして(こちらです)、マイブログをなかなか更新することができずにいました。すみません、怠慢ですね。。1週間に1回程度は出していきたいところです。頑張ります。

さて!今日はチェックルのお話なのですが、マイレポートの分析機能をアップデートし、より便利になりましたので、解説していきたいと思います。 

===目次======================

①「レポートサマリー」で一覧できるようになりました!

②条件ごとに「募集物件平均値」を表示⇨全体傾向が理解しやすく!

③気になる物件を監視し続け、細かく分析できる「ウォッチ」機能を新設

④各詳細分析で物件ごとに深掘り分析もできます!

⑤「物件別分析」で物件一覧にソートがかけられるように!

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①「レポートサマリー」で一覧できるようになりました!

ログイン後のレポートページが下記のように刷新されました。

https://checkru.jp/user#/report

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このように、レポートサマリーでは

・「検索条件名」「検索条件内容」「レポート作成日(登録日からの経過週)」

・「物件数」や各種平均値(「家賃」「専有面積」「㎡あたり賃料」「 築年数」「掲載期間」「掲載サイト・広告」「残りモノ指数」)

・「ウォッチした物件の掲載状況」 「物件のウォッチ登録の仕方」はこちら

 が表示されるようになり、概況を直感的に理解しやすくなりました。

このページを見れば今週の動向把握がおおよそできちゃいます。

②条件ごとに「募集物件平均値」を表示⇨全体傾向が理解しやすく!

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上記の通り、各要素の平均値が自動で算出されるようになりました。全体傾向を掴みやすくなることで、自分の物件の相対的な立ち位置をより把握しやすくなります。

例えば「㎡賃料」を参考にすると、相場に即した家賃設定も設定しやすくなりますので参考にしてください。(駅距離や築年数平均も加味して設定する必要がありますが。)

また、

・平均掲載期間

・掲載サイト数平均

・残りモノ指数

ここらへんは普通の賃貸サイトではなかなかわからないところです。ぜひ活用ください!

特に「残りモノ指数」は、チェックル独自の指標になります。検索条件を登録し、集計開始時に掲載されていた全物件(部屋数)を母数とし、そのうち現時点でどの程度の物件(部屋数)が掲載継続しているかの割合を示した指標になります。この指標を活用することで、自分の空室募集の進捗が相対的に遅いのか早いのかを知ることができます。

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例えば、検索条件の登録時に20物件が掲載募集されており、1か月後に、そのうちの10物件がまだ同条件で掲載継続している場合、1か月後の「残りモノ指数」は「50%」となります。(集計開始以降に新しい物件が募集開始されても、その物件を集計対象には入れません。)

一般的には、募集開始してから残りモノ指数が50%を切るのにまだ自分の物件が成約できていない場合、相対的に動きが悪いといえるため、募集条件を見直す必要がありそうです。

使いこなせるとなかなかに便利なのでぜひ活用ください。 

③気になる物件を監視し続け、細かく分析できる「ウォッチ」機能を新設

「募集中の部屋が同棟内に複数ある」「ライバル物件の動向も観察したい」という声にお応えし、気になる物件をたくさん監視できるように「ウォッチ」機能を新設しました。

今までは1条件に登録できる物件数は1件のみだったのですが、これからは最大で30件の登録ができるようになります。また名前も自由につけることができます。

(「ウォッチ登録」方法の詳細はこちら >> https://goo.gl/FCfrnV << )

ウォッチ登録すると、レポートサマリー上に、ウォッチ物件の詳細情報(物件名、募集条件、掲載サイト数、掲載広告数、家賃順位、掲載サイト名、掲載店名、間取り図、敷金 (保証金) / 礼金 (償却金 / 権利金))が一覧で表示されるようになります。

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④各詳細分析で物件ごとに深掘り分析もできます!

ウォッチ登録した物件は「サイト別分析」および「時系列分析」で物件ごとに深堀りして分析することができます。例えば時系列分析では下記のように、毎週ごとの掲載件数や家賃順位の変動が分析できたり、いつから掲載が始まったのか、いつ掲載が終わったのかなどもわかるように!

⑤「物件別分析」で物件一覧にソートがかけられるように!

「物件別分析」のページでは、膨大にある物件一覧の傾向を分析しやすくするために、「ソート(並び替え)機能」を追加しました。

 

例えば、「検索期間が長い順」でソートすることで…f:id:paparere:20180822161840p:plain

長い期間掲載が続いている物件が一目でわかるようになります。いわゆる晒し物件ですよね。なぜこれらの物件が掲載が長いのか??の傾向が解明できれば、半面教師として対策を取ることができますよね。 

また、同様に「掲載サイト数が多い順」で検索することで、

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 広告掲載数が多い物件(=広告料を多めに払っている物件)の傾向がわかります。

平均掲載サイト数も含め、ライバルで積極的な出稿している物件が全体でどれくらいあるかがわかることで、自分の物件が客付けにおいてどれくらい優先されているかがだんだん理解できるようになると思います。

さらに、広告掲載している仲介会社を調べることで、どのような仲介会社が出稿に積極的もわかる。。。これ大事です!

新しい機能をフル活用して、集客力に差をつけよう!

というわけで、チェックルの新しい機能で下記2点がより簡単になりました。

 ・自分の物件を複数登録しておいて、掲載状況を毎週きちんとチェック

・ライバル物件の動向を詳細に分析し、早期成約しやすい条件を見つけていく

 みなさまのインターネット集客にお役立ちできれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。