チェックル!徹底解説 ~チェックルだからできること~ ①全てのライバル物件の募集状況や掲載期間が個別にわかる!
チェックル!を先週に公開後、徐々に会員登録を頂いています。
と同時に色々な問合せを頂きます。使い方など主な問合せについてはこちらもご覧ください。
■「掲載状況&市場動向」の見方について(分析内容や使い方、用語説明など)
一方で、「サービスの良さがイマイチわからん~」という声も入ってくるので
これから数回にわたりチェックルの便利ポイントを解説していこうと思います。
チェックルの集計方法について
チェックルでは各サイトの募集広告を元に、独自のロジックで部屋単位に再集計しています。なので、部屋ごとに「どの不動産会社」が「どのサイト」に「いつから」「いつまで」掲載していたかを計測することができます。
チェックルだからできること ①全てのライバル物件の募集状況や掲載期間が個別にわかる
そうすると、例えば「物件別分析」ではこんなことができます。
こちらは昨日登録されていた埼玉県熊谷市のとあるエリアの分析結果です。
ご覧のとおり、各物件の右側に「掲載サイト数」と「配信元店舗数」が表示されています。
全ての賃貸サイトを網羅できているわけではないですが、物件ごとにいかに募集状況がばらついているか、わかりますでしょうか?
1サイトのみの掲載にとどまっている物件、結構多くないですか?逆に7サイトすべてに掲載がされている物件もあります(これは多分、家賃の設定やADなどを戦略的に行っている物件だと思います)。
考えてみてください。皆さんがお持ちの物件の空室募集のために、例え一通りのリフォームを行い、安くない金額をかけ家具家電も設置し、IKEAやニトリのグッズでプチホームステージングも行い、さらにお手製の物件チラシを携えて近隣の仲介会社に客付け案内のお願いに回ったとしても、、、もし1~2サイトしか賃貸サイトに掲載がなかったりしたらどうでしょう?
今はインターネットでお部屋を探す人が8割を越えてます。彼らにとってはインターネットで検索結果に出てこない物件は「ないも同然」です。
そして自分がざっとみたところ、どのエリアにおいても大体1サイトのみ掲載の物件は全体の10-20%前後は存在しています。怖いですね。。
しかも考えてみてください。大家側で負担する広告料(AD)は成約時のみに支払う成果報酬であることを。ということは、1サイトのみに掲載されようが、7サイトに掲載されようが、大家側の負担は変わらないのです。
なので、空室対策をしっかりされている大家さん達は口をそろえて、ネット集客の重要性を説きます。またどのサイトに募集されているか確認するように口をすっぱく話します。
サイトの掲載状況詳細の確認も大事!
上記をご覧ください。
こちら写真を見る限り同じ物件(戸建)の募集なんですが、「広さ」も「築年数」も「敷金」の記載も、全部微妙に違っているのお分かりでしょうか。
このような事例、本当にあちこちでよくみかけてます。
仲介会社側も手作業で対応している限り、どうしてもこのようなミスは頻発します。
上記のようなわずかな違いであればあまり気にしなくても良いですが、これが築年数で5年違っていたり、広さが5平米違ったりするだけでも大きな痛手になることは容易に想像つくかと思います。
ぜひ皆さんも、自分の物件や近隣のライバル物件達がどのように募集しているのかを確認してみてください。
空室募集中ではなくても登録/利用は自由にできます
チェックルでは、登録物件が自分の持ち物でなくても登録は自由にできます。現在満室中の方でも、適当に気になる物件を登録し、競合条件で自分の物件のライバルとなりそうなものを設定して、データを蓄積していく(※)ようにしましょう。
※物件データは都度、各サイトに取りにいくようになっており、過去のデータを遡って確認することはできません。ですので早めに自分の保有物件エリアの条件登録を行い、時系列変化なども追えるようにデータ蓄積をされることをお勧めします。
今後の徹底解説の記事(作成予定)
チェックルだからできること ②サイト毎の「掲載順位」を把握し、ライバルに勝てる家賃設定かを意識しよう!<公開しました!>
チェックルだからできること ③近隣地域の「平均掲載期間」を把握し、募集に必要な日数を把握しよう!<近日公開>
チェックルだからできること ④「残りモノ指数」を活用して募集条件の変更タイミングを知ろう!<近日公開>